車いすの足を乗せるプレート(フットサポートの跳ね上げ)により”ケガを負う恐れ”の記事を目にされた方もいらっしゃると思います。
消費者安全調査委員会(消費者事故調)は15日までに、車いすで足を乗せるプレートを折り畳んで乗り降りする際、プレートの裏面にかかとなどが触れ、負傷する恐れがあるとして、国や業界に対策を進めるよう呼び掛けた。
事故調によると、車いすの2014年度の出荷台数は推定で約49万台。過去5年で15%増加し、介護施設や病院、在宅で利用が広がっている。
プレートはプラスチック製で左右に分かれ、乗降時に両脇にはね上げる構造が主流。裏面は強度を高めるため部材が格子状になったものが多く、接触すると、切り傷や擦り傷を負う恐れがある。
事故調は「利用者が足を接触させることは日常的に起きているが、多くは症状が軽く、見過ごされがちだ」とし、「裏面を平らに滑らかにする構造上の工夫が必要」と指摘した。
数千円で市販されている布製カバーやタオルでプレートを覆うのも有効とし、靴下をはかせるなど素足で利用させないことも求めた。一部メーカーは、プレート自体を取り外せるようにした製品も出しているが、「買い替えは進んでいない」という。
事故調によると、ある病院では昨年8月の1カ月で、乗降時やベッドから移る際などの接触例が24件あり、うち2件で負傷したという。
[引用:日本経済新聞 2017/3/15]
私どもで準備している車いすは、フット・レッグサポート部分を回転し後方に開けることができ更に取り外す事が可能です。それでも、お客さまにベッドから車いすに移っていただくときに”足を乗せるプレート”を跳ね上げるだけの事も多々あり。
消費者安全調査委員会の報告書を読んで、対応策をしなければと思う次第でありました。
それで…
知り合いの方に、足を乗せるプレートに取り付けるカバーを作っていただきました!
一緒に、車いす全体を覆うカバーもです。※洗濯可能な素材です。
こんな感じです。
共に、細かくサイズを測っていただき”ぴったし”のものが出来上がりました。
以前から足を乗せるプレートに取り付けるカバーは何とかしなければと思っていたのです。
中には、素足で車いすに乗られるお客さまもいらっしゃったので…
寒い時期、一時的とは云え外の寒気にさらされるのもな~と
これで少しは改善出来たでしょうか。
事故調報告書の詳細は こちら(クリック→) 【消費者安全調査委員会】手動車いすのフットサポート(2017年3月14日)
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