地域の課題について 食べることは生きること その1

ご自宅から通院等でご利用いただいているお客さま。
月初めに伺った時にちょうどお昼のお弁当が届いたんです。
この方、市が提供する「配食サービス」を受けています。

配食サービスは、”おおむね65歳以上のひとり暮らしの高齢者、または高齢者のみの世帯で、買い物や食事の準備が困難と認められた方”となっています。
週6日(月~土)1日2回(昼夕)の提供。費用は世帯課税状況により異なるようです。
3地域(姶良、加治木、蒲生)で費用は異なるようでして… 339円~650円と開きがあります。
ハンドルを握り配達をしていただく方が必ず”手渡し”で行うので安否確認ができます。

先月分の配食サービスを受けた請求書と今月の献立表が一緒に渡されたんです。
請求書をちらっと見ると、週2回はディサービスのためお昼無しなんですが、
それでも合計金額が30,000円オーバー

それと、献立表を見てビックリでした。
栄養士さんが献立を計画し食事を作っているのでしょうが、同一日昼夕のおかず内容が偏ったりなんです。
それと、”油”を使った主菜(※)が多い。
この時期だから?なんでしょうけど、もちろん食中毒に気を付けなければならないのですが…それにしても多いです。油も何を使用しているかも気になります。油もいろいろな種類がありますから。
※主菜とは、おもにたんぱく源となる肉、魚、大豆製品などをいいます。

脱線しますが、伯母がお世話になるグループホームは週に一回は”おさしみ”が出ます。
前施設管理者が考えられたもので、食事にかかる費用もこの時にはアップしますがスタッフともども工夫され、仕入れ先のお魚さんにも協力を得て実現出来ているようです。

40歳代の私でもこの献立表を見ただけですが、毎日の食事は無理(白旗)。

食される、お客さまも日頃ボッソと言われるんです。

「油ものが多いので食事を残すこともあり、胸やけも」
「すきな”煮しめ”など食べたいものはほとんどない」

できるだけおかずは食べるようにして、ご飯は残されることもあり残ったご飯はラップをして冷蔵庫の中へ。朝食時に利用されている。

一個人の状況であり配食サービスを受けているほか多く方々の言葉は分からないが…

定期的に食事アンケートをサービス提供関係者のみなさん、なさってはいかがだろうか?
高齢者だから何も意見は出てこないだろうとか思うかもしれないが、多くの改善点が出てくると思います。
今後取り入れてほしいメニューなどお聞きになっては。
もちろんアンケート集計内容は開示することが前提であります。

生活の質をあげるためには健康の3本柱とされる「栄養・食生活」「運動」「休養」の充実は必要。
自身にあった「栄養・食生活」を理解し変化することも必要なのではないだろうか。

無理のない範囲で、時には外での食事もいかがでしょうか?
私どもこぶしケアサービスが外出のお手伝いをさせていただきます!
お店などが決まらない時には、内容(食事内容、予算など)を確認し移動を含めプランを提示させていただきます。

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空(鹿児島空港)の玄関口の近隣に位置する
 こぶしケアサービス | 福祉タクシー 外出支援
  お気軽にお問い合わせ下さい。
予約/問合せは、080-2783-1378
受付時間7:00-19:00
・ミニバンスロープタイプ 車いす2台、付添い2名さま乗車可能
・長距離移動も快適にご利用できます
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